当団体 FTFJ顧問の渡辺龍也教授(東京経済大学)が執筆した論文
「フェアトレードと倫理的消費(Ⅱ)―全国調査が明らかにするその動向―」が、
現代法学40号pp.95-144に掲載されました。

2012年に初めてフェアトレードと倫理的消費に関する全国調査を行ってから8年が経ち、その間に日本において、フェアトレードと倫理的消費はどのように変化したのかを分析されています。

 

 

フェアトレードと倫理的消費(Ⅱ)
ー全国調査が明らかにするその動向ー

筆者が 2012 年に初めてフェアトレードと倫理的消費に関する全国調査を行っ てから 8 年が経った1)。その間に日本においてフェアトレードおよび倫理的消費 はどのように変化したのか―それを探るために前回とほぼ同内容の全国調査を 2020 年春に実施した2)。その結果を前回の調査結果と比較し、どのように変化 してきたかを分析したのが本稿である。なお、同様の調査は 2015 年と 19 年に も筆者が関与して行っていることから、適宜その両年の調査結果も参照すること とする3)。

今回の調査からは、この 8 年間にフェアトレードの知名度は微増、認知率は 着実な上昇を見せたものの、フェアトレード製品の購入は 2019 年から 20 年に かけて大幅に落ち込んだことが明らかになった。一方、倫理的(エシカル)消費 に関しては、現在の消費行動が将来世代に悪影響を与えることを危惧し、「責任 ある消費」によって環境や社会を良くしうるという意識を多くの市民/消費者が 持っていること、及びそうしたエシカルな意識が 10 代と 60 代以上で高いことが分かった。また、消費や企業行動が環境に与える影響よりも、人や社会に与え る影響を重視する方向へのシフトがこの 8 年間に強まっていることも明らかに なった。

続きはこちらから
ぜひ、お読みください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA