湘南白百合学園中学高等学校 SDGs有志団体SEE(シー) 

 所在地 : 神奈川県藤沢市

 登録日 : 2023年5月23日

 活動年数 : 5年

 活動メンバーの人数 : 70人

 団体の活動理念・目的

「湘南発!SDGsの達成の第一歩をまず身近なところから」 当有志団体(部活動の枠や学年を越えて活動)では、現在「リサイクル班」「ジェンダー班」「フェア班」の3班に分かれて活動しております。
この「フェア班」の活動の一つにフェアトレード商品の推進や販売があります。
活動が始まったときの担当者や生徒がもうおりませんのできっかけ等詳細はわかりませんが、2/14のバレンタインデーに向けてチョコレートへの関心が集まっている時期に、フェアトレードチョコレートについて知ってもらう、ということが最初の活動だったかと記憶しております。
その翌年以降、「SEEバレンタインデー企画フェアトレードチョコレート予約販売会」と銘打って、フェアトレードチョコレートについての説明→PEOPLE TREEさんのチョコレートの予約販売を行うようになりました。
他に9月の文化祭ではフェアトレードに関する展示や(これもPEOPLE TREEさんのですが)紅茶やドライフルーツの販売を行っております。
当有志団体の活動ではありませんが、昨年度は中2の探究活動授業の一環で、鎌倉市にある「えしかる屋」さんにエシカルな消費について、フェアトレードについてもご講演いただきました。

 フェアトレードに関する取組

  • 1月にメンバー生徒がどのチョコレートを販売するか話し合い決定。そこから2月にかけて、フェアトレードチョコレートについての放送、ポスター展示を行い、生徒たちが注文の集計や集金をして注文。購入生徒へチョコレートとフェアトレードチョコレートの説明を兼ねたお礼状を配布。(大量購入割引のため発生した利益は「ストップ児童労働キャンペーン」に来月寄付。
  • 9月の文化祭でフェアトレードに関する模造紙展示と、紅茶2種、ドライフルーツ3種(マンゴー大小、パイナップル)の販売。
  • 12月に併設小学校でSDGs普及活動の一環で、授業を行い、フェアトレードについても解説(バナナやチョコレートについて、現地労働者がわずかな給与しかもらっていないことに小学生は驚きの反応を示していました)

 取組の成果

中1の社会の授業でフェアトレードについては毎年ふれますが、生徒主体の活動で、年に何度かでも「フェアトレード」についての企画があることで、生徒だけでなく教職員も、フェアトレード商品について身近に感じてきてくれていると感じます。
また、活動をしている生徒たちについても、何度か模造紙での展示やポスター書きを繰り返すことで、理解が深まっていると感じます。
生徒は毎年入れ替わっていくので、この学校の恒例行事として定着し、学校外でもフェアトレード商品を親しみを込めて手に取ってもらえるよう、働きかけたいと思います。

 今後の目標

校内にリリーマートという小さな購買があります。
そちらでも常時フェアトレード商品が買えるようになればいいなとは思っていますが、学校が委託している別会社さんなので、まだご相談等できておりません。
また、去年度お世話になった「えしかる屋」さんや、本郷台にある「ネパリバザーロ」などで、職場体験のようなものができたらいいなとも考えておりますが、職場体験自体が新型コロナの流行以来ストップし、(かつて職場体験を行ってきた) 夏休みに夏季補習が入ってくるなど学校のスケジュールが変更しつつある過渡期なので、こちらについても動けておりません。