認定委員一覧
2023年3月30日 現在
役職 | 名前 | 所属先 |
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委員長 | 松本 義弘 | 一般社団法人 国際多文化研修ラボ 代表理事 一般財団法人 自治体国際化協会 地域国際化推進アドバイザー、防災士 |
副委員長 | 坂田 裕輔 | 近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科 教授 |
委員 | 明石 祥子 | フェアトレード ラブランド 店主、フェアトレードシティくまもと推進委員会 代表 NPO法人 くまもと未来ネット 理事、一般財団法人 くまもとSDGs推進財団 理事 |
委員 | 石井 聡 | 逗子市 福祉部長 一般社団法人 構想日本 特別研究員、社会福祉士、保育士 |
委員 | 北澤 肯 | 合同会社 グリーンソース 代表社員 |
委員 | 小林 尚朗 | 明治大学商学部 専任教授 NPO法人 フェアトレード学生ネットワーク(FTSN)関東 理事 |
委員 | 長坂 寿久 | 一般財団法人 国際貿易投資研究所 客員研究員 逗子フェアトレードタウンの会 共同代表 |
委員 | 橋長 真紀子 | 札幌学院大学経済経営学部 教授 |
委員 | 人見 とも子 | 有限会社 シサム工房 取締役 |
委員 | 宮川 公平 | 名古屋外国語大学世界共生学部 教授 特定非営利活動法人フェアトレード名古屋ネットワーク 理事 |
委員 | 渡辺 龍也 | 東京経済大学 名誉教授 一般社団法人 日本エシカル推進協議会 理事、NPO法人 ケアサービス湧 理事 |
プロフィール
◇ 認定委員
松本 義弘(まつもと よしひろ)
一般社団法人 国際多文化研修ラボ 代表理事、一般財団法人 自治体国際化協会 地域国際化推進アドバイザー、防災士。
2004年11月、横須賀市国際交流課在職中にフェアトレードと出会い、研究を始める。2008年4月から国際式典フェアトレードコーヒー提供など、自治体内で啓発事業を進める。2013年熊本市以降、我が国全てのフェトレードタウン・フェトレード大学の認定に従事。

坂田 裕輔(さかた ゆうすけ)
近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科 教授。
2005年から大阪でカフェスローOSAKAの立ち上げ・運営に関わる。2016年から近畿大学ブランドの「近大おかげさまコーヒー」を学生と企画・販売。
2013年から熊本市のフェアトレードシティ運動にも協力し、2019年から認定委員としてフェアトレードタウンの認定・更新に従事。
2004年からスロービジネススクール、ナマケモノクラブの活動に関わる。
『スローなカフェのつくりかた』(吉岡淳、自然食通信社、編集協力)、『GNH―もうひとつの“豊かさ”へ、10人の提案』 (辻信一編、大月書店、分担執筆)。

明石 祥子(あかし しょうこ)
フェアトレードシティくまもと推進委員会 代表。
2011年、アジア初、世界で1000番目のフェアトレードシティ熊本市を実現。
2014年、ヨーロッパ以外で初の第8回フェアトレードタウン国際会議を開催。(21ヶ国、300人)
2016年、熊本地震で店舗兼住居全壊、2018年、全焼、2020年全身4ヶ所の大怪我など、度重なる災害を乗り越え、2021年、熊本市と共催の10周年事業の中で「熊本宣言」を表明。
夢は、日本全土が「フェアトレードアイランド」になること。ブックレット「フェアトレードタウンのつくり方」(550円)

石井 聡(いしい さとし)
逗子市 福祉部長。
大学卒業後、1994年逗子市採用。秘書広報課長、市民協働部次長などを経て2023年度から現職。
2019年から認定委員として、フェアトレードタウン、フェアトレード大学の認定・更新に従事している。

北澤 肯(きたざわ こう)
米国留学後、JOCS(日本キリスト教海外医療協力会)スタッフとしてカンボジアへ赴任。
帰国後はFLJ(フェアトレード・ラベル・ジャパン)勤務。
退職後、JICAのコンサルタントとしてベトナム北西部の「地場産業プロジェクト」、セネガルの「一村一品プロジェクト」に参加する。
現在はスポーツバイク関連の輸入代理店「オルタナティブ・バイシクルズ」とブランド「equipt」代表を務める。
「フェアトレード-倫理的な消費が経済を変える」(岩波書店)翻訳、「バイクパッキングBOOK」(山と渓谷社)執筆、「オールロードバイク・レボリューション」(山と渓谷社)翻訳。

小林 尚朗(こばやし なおあき)
明治大学商学部 専任教授、日本国際経済学会 理事、NPO法人 フェアトレード学生ネットワーク(FTSN)関東 理事、明治大学公認サークル MEIJI FAIR TRADE CLUB(MFTC)部長。
専門は世界経済論・アジア経済論・貿易政策論。
大学院生時代に研究会でフェアトレードを知り、教員になってからはグローバル経済の実情を理解するための教育手段としてもフェアトレードの有効性を実感している。
自分の所属する大学をフェアトレード大学にすることを学生たちと目指し続けているが、他大学の認定に関わらせて頂くばかりで、未だ実現できず・・・。めげずに、前へ!

長坂 寿久(ながさか としひさ)
大学卒後JETRO(日本貿易振興機構)入構、シドニー、ニューヨーク、アムステルダム駐在。
93年オランダでフェアトレード (FT) と出合い欧州各地のFT活動を調査。
99年拓殖大学国際学部教授(14年退任)。
2003年頃から(一財)国際貿易投資研究所にて関東のFT団体の方々によるフェアトレード研究会立ち上げ。
08年同研究会終了と共に11年フェアトレードタウン・ジャパン設立へ参加(現FTFJ)、同認定委員会(委員長)就任(23年委員へ)。
著書に編著『日本のフェアトレード』(08年)、『フェアトレードビジネスモデルの新たな展開』(18年、23年改定版、共に明石書店)等、多数。

橋長 真紀子(はしなが まきこ)
札幌学院大学経済経営学部 教授。
日本証券業協会金融・証券教育支援委員会公益委員、札幌市環境審議会委員他。
専門は、消費者行動、消費者教育、金融教育。
個人のファイナンシャルウェルビーイングを高めるには社会を豊かにするお金の使い方が必要であることを実感し、フェアトレードに関心を持ち始める。
主な著書は、『パーソナルファイナンス教育の理論と実証-大学生の消費者市民力の育成-』(慶應義塾出版会, 2018)、「金融教育-社会的価値行動の育成」西村隆男編著『消費者教育学の地平』(慶應義塾大学出版会, 2017)などがある。

人見 とも子(ひとみ ともこ)
フェアトレードブランド、シサム工房の副代表。
インド・ネパールなど、アジア5ヵ国12のフェアトレード生産者団体と継続的な取引を行っている。
大学院の時、タイの山岳民族の少女が性産業に人身売買される実態をインターン生として目撃。
自分の無力さを思い知ると同時に、フェアトレードという一筋の希望に出会いライフワークとする。
東京本社のフェアトレード小売企業を経て、京都にて20年以上続くシサム工房を運営。
海外のフェアトレードパートナーとのコミュニケーション全般を担当する他、国際認証などのコンプライアンス分野や新規事業開発、フェアトレード・ストーリーテラーとして社内研修を始め、小学校から大学院・官公庁まで幅広く講演活動も行う。

宮川 公平(みやがわ こうへい)
名古屋外国語大学世界共生学部 教授、特定非営利活動法人フェアトレード名古屋ネットワーク 理事。
2010年、所属ゼミ生の縁でフェアトレードなごや推進委員会の活動に参加しはじめる。
2013年任意団体フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN)設立に関わり、FTNNが特定非営利活動法人として法人格を取得して以来、理事として活動に参画。2019年から認定委員として、フェアトレードタウン、フェアトレード大学の認定・更新に従事している。

渡辺 龍也(わたなべ たつや)
NHK、国際機関、NGOを経て2000年~2023年東京経済大学教員。現 同学名誉教授。
ラオスで3年半NGO活動(森林保全、有機農業の普及)に従事する中で”援助”の課題(依存を生む等)に直面。
オックスファムの「貿易レポート」(2002年)を機に、より途上国の人々の自立に寄与するフェアトレードに関心がシフト。
2006年度に英国での海外研究でフェアトレードタウン運動に出合い、同運動を日本で広めるべく2011年にフェアトレードタウン・ジャパンを創設、初代代表理事。
主な著書に「フェアトレード学」、「フェアトレードタウン」がある。
