鎌倉市(神奈川県)
認定日: 2025年3月4日
日本で7番目のフェアトレードタウンに認定されました。
(人口:約17万人)

活動テーマ

鎌倉エシカルラボは、鎌倉市のフェアトレード・タウン認定及び継続を目指すとともに、鎌倉にゆかりのある多様な人々と寄り合いながら、海・山・川などの自然に恵まれ、豊かな歴史・文化を誇り、人と人とのつながりを大切にする暮らしが息づく鎌倉を一つの実験の場(ラボ)として、大量生産・大量消費・大量廃棄にもとづくこれまでの社会経済の転換を模索し、人新世の課題を超克した共感・共生社会を探求し、鎌倉ならではの過去・現在をふまえた未来像を発信することで、今の世代も次の世代も希望をもってエシカルに生きられる鎌倉をつくることを目指しています。

認定まで

2023年
1月: 鎌倉市主催「フェアトレードタウン鎌倉ゼロ次会」にて鎌倉市のフェアトレード運動関係者が集まり、講演やワークショップを通じてタウンに向けたイメージ共有や道のりの確認を行い、機運を高める。

2月~4月:基準1の推進組織を作るため、メンバー集めや体制の相談等を行う。名称はメンバーより候補を集め、投票により「鎌倉エシカルラボ」に決定。

5月:隣市の逗子フェアトレードタウンフォーラム2023に参加し、「鎌倉エシカルラボ」の名称を発表し、推進団体として活動を開始。

6月~8月:MTGなどを通じて推進組織内の交流を深めつつ、体制固めを進める。

9月以降、基準2の市民の啓発のため、毎月鎌倉市内のイベントに出店。12月末には単独主催イベント「鎌倉フェアトレードCHRISTMAS」を開催。

2024年
1月:三本珈琲株式会社、国分首都圏株式会社、鎌倉市と協働で、鎌倉発のフェアトレードコーヒーを開発する、基準3地域社会への浸透や基準4地域活性化への貢献につながるプロジェクトがスタート。

5月:鎌倉発のフェアトレードコーヒーの味とデザインを決めるため、市内各所で投票を実施。900人を超える方にご参加いただく。

5月以降不定期に、メンバー間の交流と学びあいのために勉強会を実施。また鎌倉市内のイベントには継続して出店。

8月:鎌倉市議会議員研修会にて「フェアトレードタウンについて」の講義を行い、基準6の自治体によるフェアトレードの支持につなげる。

10月:「フェアトレードの取組を広げる決議」が鎌倉市議会にて全会一致で可決される。

同月:「鎌倉市フェアトレード宣言」が松尾崇市長により宣言される。

2025 年
3月:日本で7番目のフェアトレードタウンとして認定される。

同月:「鎌倉焙煎フェアトレードかまくらブレンド」がソーシャルプロダクツ・アワード2025年の大賞をいただく。5月:鎌倉市議会議場にて「鎌倉市フェアトレードタウン認定記念式典」を開催。

イベント一覧

鎌倉市は市民活動が活発なため、市内で毎週多くのイベントが開催されています。そのため「鎌倉エシカルラボ」ではイベント参加や共催を多く行い、フェアトレードに関心の低い方々との接点を多くもつようにいたしました。

(主催)
◆鎌倉フェアトレードCHRISTMAS 2023年12月16日

(共催)
◆「バレンタイン一揆」上映&トークショー 2023年11月4日
 (鎌倉市との共催)
◆エシカルセッション2024 2024年11月21日
 (鎌倉市・東京都・神奈川県との共催)
◆鎌倉市フェアトレードタウン認定記念式典 2025年5月6日
 (鎌倉市との共催)

(参加)
◆関東大震災100年 慰霊と防災の集い 2023年9月1日
◆遊んで畑を耕そう!広町緑地で体育祭 2023年10月29日
◆鎌倉教会クリスマスマーケット・点灯式 2023年12月3日
◆Gift Café 2024年2月11日
◆鎌人いち場 2024年5月19日
◆鎌倉オクトーバーフェスト 2024年10月5・6日
◆かまくら市民活動フェスティバル 2025年2月16日
◆鎌人いち場 2025年5月18日

(その他)
◆フェアトレードタウン鎌倉ゼロ次会 2023年1月16日 (鎌倉市主催、推進団体設立前)

連携事例

◆ハロウィンの仮装して由比ガ浜商店街に出かけよう!
2023年10月30日に、放課後かまくらっ子だいいち(子どもの家)が、地元の鎌倉由比ガ浜商店街連合会と連携し、小学生を対象としたハロウィンイベントを開催。フェアトレードのお菓子を使用するとともに、フェアトレードに関する講座を実施し、対象者への啓発を行った。(鎌倉市・由比ガ浜商店街)
◆『鎌倉焙煎珈琲 フェアトレードかまくらブレンド』
三本珈琲株式会社(鎌倉市岩瀬)及び国分首都圏株式会社(東京都中央区)と連携し、『鎌倉焙煎珈琲 フェアトレードかまくらブレンド』を開発。
開発にあたり、2024年5月に新しいコーヒーの味とパッケージを決定するための投票イベントを市内のスーパーやイベントで実施。900人以上の方にご参加いただいた。結果に基づき2024年8月から全国のスーパー等で販売を開始。2025年3月にソーシャルプロダクツ・アワード2025自由テーマ大賞を受賞。(三本珈琲株式会社・国分首都圏株式会社・鎌倉市・鎌倉エシカルラボ)


◆富士見町トンネルフェアトレード壁画
2024年10月に鎌倉市内にある富士見町町内会が、鎌倉市小袋谷にあるJR横須賀線高架下トンネルでフェアトレードをテーマとした壁画を制作した。
鎌倉市在住のアーティスト『かおかおパンダ』さんに制作を依頼。
壁画の啓発効果を高めるため、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンと調整し、国際フェアトレード認証ラベルをデザインした。(富士見町町内会・鎌倉エシカルラボ)

◆御難おむすび
フェアトレードタウン鎌倉ゼロ次会を開催した安国論寺に伝わる「御難おむすび」を現代風にアレンジして復刻し、地域の歴史や文化を次世代に継承するとともに、フェアトレードを通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しました。フェアトレード認証を受けたニカラグア産の白ごまとミツハシライスが厳選した国産米を使用し、パッケージは鎌倉市在住のデザイナーと絵本作家が手がけました。おむすびのご縁から生産国であるニカラグア共和国大使館と連携し、在日ニカラグア大使と鎌倉市長ならびに葉山町長による気候変動やジェンダー問題などについての情報交換を行う会談も開催。(安国論寺・株式会社ミツハシ・鎌倉エシカルラボ)

認定の宣言文

鎌倉市フェアトレード宣言

私たちの生活を支える商品には、開発途上国で生産されているものも少なくありません。国際化や流通の発達は、私たちの生活を便利にする一方で、経済格差や環境問題、紛争などの国際課題を引き起こす要因ともなっています。開発途上国の原料や製品を正当な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い生産者や労働者の生活改善と自立を目指すフェアトレードを推進することは、持続可能な社会の形成や国際課題の解決に貢献するものであり、市民憲章に「平和を信条とし、世界の国々との友好に努める」と掲げる鎌倉市の責務でもあります。
日々の消費行動は、世界の人々、社会、環境に影響を及ぼす選択であり、その影響をしっかり考え、行動することは、私たちの生活の質の向上につながるとともに、世界に誇れる鎌倉を次世代につないでいこうと願う私たちの役割です。
鎌倉市は、フェアトレードを支持するとともに、「一人の 100 歩より、100 人の一歩が世界を変える」と信じ、市民や事業者と連携しながら、まちぐるみで推進することを宣言します。

令和6年(2024 年)10 月 29 日
鎌倉市長 松尾 崇

鎌倉市議会での議決文

【フェアトレードの取組を広げる決議】
世界経済のグローバル化は経済的な恩恵をもたらしてきた。
しかし、その一方で、貧困や経済格差の拡大、環境破壊といった問題が深刻化している。
フェアトレードとは、開発途上国等の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することで、生産者や労働者の生活改善と自立を目指し、生産者とつながり、貧困や飢餓の根絶、持続可能な生産と消費、環境保護といった目標達成に貢献するものである。
また、フェアトレードの普及活動を通じて、様々な国際社会の問題について、市民と共に考える機会をもたらし、交流の促進にもつながるといった側面もある。
多くの歴史的遺跡と文化的遺産を持ち、世界中から多くの人々が訪れる鎌倉市は、フェア(公正)なコミュニケーション(意思疎通)があるコミュニティー(地域)を形成するまちとして、またエシカルの理念があふれているまちとして、フェアトレードの取組を広げる役目を担っている。
よって鎌倉市議会として、鎌倉からフェアトレードの取組を広げていくことを宣言する。
以上、決議する。

令和6年(2024年)10月2日
鎌倉市議会

鎌倉市のフェアトレードタウン担当窓口

鎌倉市 地域共生課
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/seikatu/ethicalsyouhi.html

鎌倉市のフェアトレード・タウンを推進する市民団体

鎌倉エシカルラボ
WEBサイト https://www.kamakura-ethical-lab.org/
Instagramページ https://www.instagram.com/kamakura_ethical_lab/
Eメール info@kamakura-ethical-lab.org