去る7月28日、一般社団法人日本フェアトレード・フォーラム(FTFJ)の定時社員総会をオンラインで実施し、2019年度の事業報告と決算報告が承認されました。
また、同総会で任期満了となった理事・監事に代わり、下記の通り、新たに理事6名、監事1名の選任を承認いただきました。
【FTFJ理事・監事選任結果】※五十音順
《理事6名》
■内山 大志(新任) NPO法人フェアトレード学生ネットワーク関東 元代表理事・設立者
■髙津 玉枝(新任) 株式会社福市 代表取締役
■神田 浩史(重任) フェアトレードタウン垂井推進委員会 会長
■胤森 なお子(重任) グローバル・ヴィレッジ 代表
■原田さとみ(重任) NPO法人フェアトレード名古屋ネットワーク(FTNN) 理事
■ほか1名(新任) ※所属団体の所属団体の承認を条件に就任予定
《監事1名》
■小吹 岳志(新任) フェアトレード・サマサマ 事務局長
また、総会後に開催した理事会において、代表理事に原田さとみ、そしてこのたび新たに設けた副代表理事のポジションに内山大志を選出いたしました。
役員メンバーのプロフィールは、こちら
いまやフェアトレードタウンを目指すグループは全国20以上の地域に広がり、まちづくりなど地元の活動との連携も活発になってきています。これからますます盛り上げてゆこうという矢先、このコロナ禍でイベントの中止等、タウン運動にとっても厳しい事態に見舞われてはいますが、これまで以上にFTFJが媒介となって、各地のタウン運動の連携を進めていきたいと考えています。
長引くコロナ禍は、フェアトレード商品を販売する店舗や取扱事業者、そしてアジア、アフリカなど各国の生産者も苦しめています。誰もが必死に、さまざまな制約や逆風の中でどうやって生き延びるかを模索している中、私たちFTFJも立場の弱い人びとの置かれた状況に思いを馳せ、改めて初心に立ち戻って活動を展開していきたいと思います。
このたび発足した新体制のもとで、FTFJとしてできること、やるべきことを見極め、取り組んでまいります。
容易なことではありませんが、経済的・社会的に弱い立場に置かれた人々が人間らしい自立した生活を送ることのできる、公正で持続可能な社会を目指すフェアトレードは、コロナ禍の今こそその意義が重要性を増すものと信じ、その普及・促進にいっそう力を入れてまいります。
2020年8月14日
FTFJ理事・監事一同